看護問題小委員会開催

8月29日に自民党で看護問題小委員会が開催されました。
今回のテーマは、令和8年度看護関係予算概算要求について。

まず、厚労省、文科省、こども家庭庁から概算要求の内容の説明。そのあと出席議員との意見交換。
私も政務官ですが、司会の石田先生のお計らいで発言の機会をいただきました。一言!のつもりが、最近施設訪問を沢山させていただいているので、届けたい声も沢山。皆さまと課題を共有し、しっかりと看護政策の推進に努めてまいります。

予算の内容について

・概算要求とりまとめの感謝。
・特定行為研修修了者は増加。しかし、取得後の活用の機会がない、地域では手順書をうまく作れない等、想定通りに増えていないことには理由が。再度丁寧に聞き取り、対策して欲しい。
・地域医療介護総合確保基金での対応となったものがあるが、自治体では基金は取り合い。必要なものは国が対応すべき。

今後について

・人口減少社会で業務負担の軽減(タスクシフトシェア/DXの推進)をもっと進めるべき。DX予算の再考を。
・夜勤の看護職員確保対策も必ず必要。現場では、医師の働き方改革で看護師に皺寄せが。
・併せて、処遇の改善も必須。

その他

・時代の変化により新たに発生している課題(医療の高度化、在宅の推進など)があるので対応が必要。
・様々な場で看護師が活躍している。例えば保育園での医療的ケア児の対応など。ナースセンターの充実だけで対応できるのか
・地域の医療を支える意味では、医師の偏在対策だけでなく、様々な方法を検討すべき。看護職の専門性の拡大・向上も。

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