第213回通常国会閉会

先週末(6/21)に、第213回通常国会が閉会しました。
この国会では政府が提出した62本の法案のうち61本が成立し、その中には、子ども・子育て支援法、食料・農業・農村基本法など重要な法案が含まれます。会期末には改正政治資金規正法も成立しました。

本国会では、思いがけず参・予算委員会初日の質問という大役をいただきましたので、震災復興、夜勤看護職員確保、産後ケア、終末期医療の法制化、国際仲裁、不適切指導など対策を加速したい課題について総理及び各担当大臣に質問しました。
これらの中には、その後取組みのフェーズが変わったものもあり、この場での質問の重みを感じています。

参議院の委員会では、厚労・法務・内閣など様々な場で質問の機会をいただき、医療・看護、子ども・子育て、地方創生、デジタル関連法案などについて質疑。
なかでも、共同親権導入にかかる民法改正の審議は大変難しいものでした。真に子どもの最善の利益が守られるように、また医療現場に混乱が起きないように、引き続き運用上の課題に取り組みます。

看護の課題も、訪問看護や看護師確保対策の促進が骨太に確実に書き込まれ、ハラスメント、訪問看護の駐禁問題なども前進。まだ水面下ですが対策が進み始めたものもあります。

党では、先輩議員の皆さまのご指導とこども家庭庁の皆さまのご理解のもと、こども・子育てDXの提言を書かせていただきました。その内容の多くが骨太の方針に盛り込まれています。デジ育推進により、こどもにかかわる全て皆さまが、こどもたちにゆとりをもってかかわることができればと思っています。引き続き頑張ります。

そして本国会の最重要課題。
政治資金規正法改正。党のWGのメンバー、参・特別委員会の委員として取り組ませていただきました。私は主に現行法に記載がある論点についての検討を行いましたが、不記載の責任の所在やその在り方、今後の政治資金の透明性の確保など一定の前進はしたものと考えています。
もっとも、今後の改正法の適切な運用や、検討課題の協議がより重要ですので、自民党の一議員として真摯に取組みます。

その他、青年局・女性局・中央政治大学院の副学院長の活動も積極的に行いました。
会期中のめまぐるしい日々の中で、週末の看護連盟への訪問は私にとっては最もホッとできる大切な時間でした。皆さまには心から感謝しています。皆さまのお声を国政に届けられるように引き続き頑張ります。

閉会中は、子どもたちとの時間を増やしつつ、全国の皆さまのもとへ伺う予定です。今日(6/26)は早速、岡山へ!
皆さまの日頃のご支援に心から感謝申し上げますとともに、引き続きご指導賜りますようよろしくお願い致します。