エチオピア視察3日目②

Obaleヘルスセンターへ。
こちらのヘルスセンターでは、ちょうど予防接種(Gaviの支援によって整備されたもの)のためにお母さんと赤ちゃんたちが。

国内では予防接種キャンペーンを展開。そのアクセスは60%と道半ば。保健システム強化、コールドチェーンの整備、保健人材育成、データ情報システム整備などが必要な状況です。
予防接種の手技や使用後の物品の廃棄方法等は、おそらく物資の不足のために省略せざるを得ない対応もあり、課題も感じました。

簡易的な作りではありますが、他の部屋とは隔たれた結核を診る部屋があり、感染対策後、薬剤耐性のスクリーニング検査を実施し、薬剤耐性があると病院に搬送する仕組みができていました。

プライマリーケア、セカンダリーケア、アドバンスケアの病院と3つに役割が分かれているものの、セカンダリーとアドバンスで十分対応しきれない部分もあり、プライマリーケアに力を入れている印象です。

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