生理休暇について厚労省とミーティング

生理休暇の利用状況
直近の雇用均等基本調査(R2年度)によると0.9%(H9年度:3.3%、H16年度1.6%、H27年度0.9%)で、殆ど利用されず。
昨年のシンポジウム等これまでの取組の効果を図るため、次回の雇用均等基本調査で取得状況の項目を入れていただきたいとお願いを。利用率が上がらない現状。取組みの評価を適切に行い、次の政策に繋げていくことが重要です。

生理休暇を利用しにくい要因(日経BPによる調査)
①男性上司に申請しにくい(61.8%)
②利用している人が少ないのでしんせいしにくい(50.5%)
③休んで迷惑をかけたくない(36.2%)など

昨年のシンポジウム以降の主な動き
働く女性の心とからだの応援サイトを利用した情報発信(好事例の横展開など)
・オンライン研修会
・女性活躍推進法などによる職場における女性の健康支援の推進
・生理休暇を有給とした中小企業事業主への助成(新規!令和7年4月~)
両立支援等助成金(不妊治療及び女性の健康課題対策両立支援コース)(最終ページ)

「生理休暇が有給でないので取りにくい」という声も多く、両立支援等助成金はとても重要な制度。
ただ、対象が一定の規模以下の中小企業事業主で、労働集約型の医療機関などにとってはまだ厳しい状況。

「生理休暇」という名称の問題もあると思います。上記の厚労省のサイト上などで統一した別の通称を使うなど工夫ができる気もします。
引き続き、検討を進めます。

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