ナースセンター・ハローワーク連携事業の概要

看護職確保のため中央ナースセンター事業への令和8年度予算増額

少子高齢化、看護職の地域偏在などに伴い、看護職および看護補助者の確保はますます困難になっています。
看護職確保については国においても重要な課題と位置づけ、対策の推進を図っています。
事業概要について紹介します。

<令和7年度事業概要>

ナースセンターでは、今まで看護職の就業支援を行っていましたが、令和6年度より看護補助者の就業支援も行うことになりました。また、看護職のみならず看護補助者は、求職のためにハローワークへ来所することも多々あります。そのため、ハローワークとナースセンターが連携し、看護職による専門的な職業相談や、就業に必要な知識の提供などを行うなどの就業促進強化をしています。

令和7年度は当初予算として2.6億円が予算化され事業が展開されています。

<令和8年度事業概要> 

令和8年度は、令和7年度の事業内容に加え、求人施設と求職者の求める条件の乖離解消に向けたマッチングの強化を行います。具体的には、中央ナースセンターによる都道府県ナースセンターの支援として、求人施設への効果的な求人の提示に関する支援や助言を行います。
また、中央ナースセンターでは潜在看護職をはじめ全国の看護職に対し、へき地をはじめとした地域での勤務の魅力などの情報発信を行うと共に、求職者情報について都道府県ナースセンターへ提供する橋渡しを行います。

さらに、都道府県ナースセンターとハローワークとの情報共有および業務の効率化に向けたシステム改修を行います。それらの事業を行うため、3.8億円予算化される予定です。

中央ナースセンター事業
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