令和8年度診療報酬改定の改定率が決定しました。
あわせて医療保険制度改革の方向性が示されました。物価高や人件費上昇、医療保険財政の厳しさを踏まえ、医療現場を守りながら制度を将来につなぐことを目的に整理されています。

- 診療報酬本体は+3.09%。賃上げ対応(1.70%)や物価高への対応方針、医療現場の人材確保と経営の安定を図っています。
- 医療提供体制では、機能分化・連携、データ活用(MCD)の推進により質と効率の両立を目指しています。
- 医療保険制度改革として、OTC類似薬の自己負担見直しや金融所得等を算出する応能負担を強化しています。
- 高額療養費制度等を見直し、給付と負担の公平性を高めつつ制度の持続可能性を確保する方針

