【環境省】岡山視察 備前市

視察2日目は海へ。昨日の山里からの流れを受け、森里川海をつながりで捉えていきます。

まずは、備前市日生町の「ひなせうみラボ」へ。

海の環境や生きものについて、学び、体験できる拠点です。NPO法人里海づくり研究会議の田中丈裕先生から、日生の里海づくりについてお話を伺いました。
田中先生は長年、漁業者の皆さんとともに「海のゆりかご」と呼ばれるアマモ場の再生に取り組んでこられました。アマモ場は、魚などが産卵し、稚魚が育つ大切な場所です。

その後は、牡蠣筏を見学のつもりが牡蠣筏の上へ。
アマモを育ててきた豊かな海で、子どもたちが種付けした牡蠣も成長しています。
備前市の長崎市長もお越しくださりました。こうした民間主体の活動に自治体が理解を示し、応援してくださっていることも大変ありがたく感じます。

良好な環境を守り、地域の漁業や学びにつなげ、次の世代へ。このようなモデル事業を環境省としても支援していきます。


牡蠣いかだの後は、田中先生や漁協の皆さまのご指導のもと、藻場の再生による里海づくりに取り組む広瀬美砂さんから、日頃の活動についてお話を伺いました。

その後は広瀬さんと「シェルナース」を引き上げて、生物調査。
シェルナースは、牡蠣などの貝殻を活用して生き物のすみかをつくるもので、カニやエビ、ヒトデなど、本当にたくさんの生き物に出会えました!

日生では、アマモ場の再生とともに、魚が育ち、集まる環境をつくる「海洋牧場」の取組も進められてきました。海を守ることが、豊かな水産資源を育てることにもつながっています。

アマモの種も見せていただきました。その力を教えていただいたのでかわいく見えてきます。
アマモは、栄養分を吸収して海をきれいにし、光合成によってたくさんの酸素をつくるなど、海の環境を支える大切な存在です。

日生で長年積み重ねられてきた里海づくりは、日本だけでなく世界にも広がっています。日生でも多くを学ばせていただきました。

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